トンマノマントみたいな役員さんに釣られた話

5月も半ばになりましたね。

出見鳥です。最近やっとブログの投稿に慣れてきました!

さて、そろそろ弊社シマンアツクルの新メカ開発プロジェクトについて、その始まりから話していこうかなと思います。ま、私も転職してきたのは最近なので、聞いた話をまとめる感じなんですが。

そもそもの始まりはですね、弊社の経営陣の中に私と同世代の人がおりまして(名前は出すなと言われてます、すいません。というか私もよくわからない人なんですよ。正体不明。モニター越しにしかお話ししたこと無いし、顔は見せてくれないし。なんかトンマノマントみたいですよね。大丈夫なんでしょうかこの会社)、その人が昔からのアニメファンなんだそうです。

あ、トンマノマントってこの人です。正体はまさかのあいつだったわけですが。

話を戻しまして、そのトンマノマントみたいな役員さんがですね、オタスケマンやヤッターマンみたいに我社でも大河原邦男先生にデザインしていただいたメカを開発して、乗り回したいって言い出したんだそうです。乗り回したいってとこがポイントです。本当に乗れるもの。

でも、あの大河原邦男先生ですからね。さすがに無理だろうと思って誰も相手にしていなかったらしいんですが、ある時たまたまツテがあって大河原先生にお願いすることが出来て、そうしたら何とメカデザインを引き受けていただけちゃったそうなんですよ。

とはいうものの、さすがにオタスケサンデー号やヤッターワンやダグラムみたいなものを一から作るわけにもいかないので、まずは既にあるものをベースに改造でなんとかしようということになりまして、目をつけたのがこれでした。

SUR-RON Light Bee Xという電動モトクロスバイクです。

カッコいいですよね。これに大河原邦男先生デザインの外装を架装するというアイデアです。MS-06ザクIIやRGM-79ジムの派生機みたいなものですね。「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に出てくるジム・カスタムとかジム・キャノンとか。あのジムがこんなに頼りになる感じで出てくるの凄いなあって当時、感動しましたよ。

それで、開発計画は立ち上がったんですが、誰が実際に担当するんだというところで揉めたそうで、トンマノマントみたいな役員さん、もう面倒くさいのでT専務と呼ばせていただきますけど、T専務が東部長に「何でも良いから開発担当者を釣って来い」と指示して、はい、見事に私が釣られてきたわけです。

いや、嬉しいですけどね。大河原邦男先生のデザインされたメカを開発出来るなんて、日本の男の子なら夢じゃないですか。がんばりますよ。

ところでさっき、総務の間久辺さんの後ろ通ったら、プレミアムバンダイのサイト開いて南部鉄器のザクIIをじっと見てたんですよ。そういうの経費で買っちゃう会社ですからね。ヤバいですね。

茶を入れさせて貰えるのか? 俺に!?

それではまた!

出見鳥

有限会社シマンアツクルの新製品開発担当です

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