段ボールと紙粘土でモックアップを作っています

出見鳥です。

「本当に乗れる大河原メカ」の試作ですが、今週は段ボールを切り貼りしたり、紙粘土をこねたりしています。

こんな感じで。

これはフロントのヘッドランプとウィンカーのモックアップなんですが、すみません。何がなんだかわからないですよね。でもフロントはかなりシンプルな形の集合体なので、モザイクを細かくすると形がバレちゃうんですよ。まだ知財関係の処理が終わってないから見せるなって東部長に言われてまして。

リアは、思い切って見せちゃおうかな。

これ。

・・・・・・・・・・・・・・・すみません。これも何がなんだかわからないですかね。

これを十分に乾かしたところでナイフで削って着色して、大河原先生のデザイン画に近づけていきます。こちらも真後ろから見た絵しか頂いていないので、3次元化するとどうなるのか、とにかく何とかして形にしてみないと話が進まないんですよ。もちろんここで作ったものが最終製品の形になることはあり得ないんですが、我々開発チームの中でもとにかく立体になっているものが無いと話し合いにならないですし、最後は大河原先生にお見せしてイメージが間違っていないか確認していただかないといけませんから。これはその最初の一歩です。

これ、どうなるんでしょうね。

今までの大河原メカにあったような、無かったような、不思議な形なんですよ。ザクやストライクドッグみたいな単純な半球ではなく、かといってビグロやビグザムみたいなものでもなく。粘土をいじってても、これで大丈夫なんじゃろかと悩んでました。

解釈次第ではあるんですけれど、自転車のタイムトライアル用のエアロヘルメットの左右にウィンカーの張り出しが出てきたようなものなのかなあと想像しています。

こういうやつです。

法規上の問題(ウィンカーが上下左右の規定の範囲から見えるか)はクリア出来ると思うんですけど、3Dのデータを作るときも、正直これどうやって作れば良いのか想像出来ません。

でも、作りますけどね。

だって、これこそ今までに無かった、新しい大河原メカなんですから。

解釈出来るのか? 俺に!? (いや、最終的には大河原先生のチェックが入るはず)

出見鳥

有限会社シマンアツクルの新製品開発担当です

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